窓埋めトレード 投稿者: kaigaifx-trade2022年11月3日2022年12月30日テクニック 窓とは 金曜日の取引終了から月曜日の取引が開始できるまでの間にレートの差が大きく開く現象のことを窓が開く、いわゆる「窓開け」といいます。取引が出来ない時間帯に「窓」ができ、そして「窓開け」のあとには高い確率で「窓を埋める」方向にレートが動く傾向が強く、この現象を「窓埋め」と呼ばれます。確実に窓埋めは起こるわけではありません。しかしながら、多くのケースで「窓埋め」によって埋まることが確認されています。開いた窓が埋まることは多いですが、不確実性をともなう事は念頭に入れておく必要があります。それゆえに「窓はいつか埋まる」という認識で捉えておくようにしましょう。 なぜ窓が埋まるのか 窓埋めが起こる原因は、下記の理由が挙げられます。 窓埋めを狙ったトレーダーがポジションを多く持っているから 窓開け時にトレーダーが多くのポジションを決済するから 「窓埋め」が起こる理由がわかりましたが、100%レートが戻ることは保証されていません。もし、窓埋めが起こらずに損失が膨らんでいく様相を呈したら、すぐに損切りをためらいなく行うようにしましょう。 稼げる理由 なぜ「窓埋め」が起こるか分かりました。では、どうして窓埋めを利用して取引で稼ぐことができるのかをみていきましょう。理由は簡単で、予測することが非常に簡単だからです。多くのFXトレーダーが月曜日を楽しみにしているのは、そのためです。しかし、実際にFXトレードで窓を利用した窓埋めトレードで稼ぐにはコツがあります。 窓埋めトレードの方法 窓埋め狙いのトレードは、月曜日早朝すぐの開始直後は避けましょう。具体的には、開始30分〜1時間ほど経過してから、エントリーする方がよいでしょう。開始直後はスプレッドが広がっているため、窓を埋めたとしても大きな利益にはなりづらくこともあります。また、窓が開いている原因が、地政学的リスクなどのファンダメンタルズである場合には、窓を埋めることなくそのままトレンドが進行(続伸もしくは続落)する場合もあります。ニュースなどで確実に突発的な変動がなかったかを事前にチェックするようにしましょう。なお、発生した窓は強い抵抗線もしくは支持線として、その日とその日以降に機能することが多い点についても意識してトレードしましょう。 注意事項 まずはじめに注意しておく事は、XMでは「窓埋め/窓あき時間に集中して取引を行うこと」は禁止になっています。窓埋めだけを狙ったの窓を利用した窓埋めトレードだけのトレードを行うことは控えるようにしましょう。普段の通常のトレードはしないとXMに判断されると、取引停止や最悪のケースでは口座凍結といった措置が取られる場合があります。ただ、日々の取引を通常通りに行っているトレーダーは窓埋めだけを狙ったトレーダーには該当しないので、あくまでも、窓埋めトレードはボーナスという位置づけでトレードするのであれば安心です。また、XMのみならず他のFX業者でもそうですが「複数の口座間での両建ての窓埋め」取引は禁止されています。片方の口座で買いエントリー、もう一方で売りエントリーによる両建てを窓埋め時間に行うことは、確実に取引停止や口座凍結になるので、絶対にやめましょう。 XMの取引時間に関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。 取引時間に関する記事 まとめ:窓埋めトレード 古くからあるトレード手法ですが、勝率が高いので窓開けを利用して毎週のように稼ぐトレーダーが数多くいます。月曜日の朝は、多くのケースで窓が開き、そして開いた窓が埋まる(窓埋め)ことを前提に取引するトレーダーが「窓」を待ち構えます。 窓埋めトレードは、うまくやれば大きな利益を短時間で簡単に稼げるので人気のある手法です。しかも、毎週窓が開くとすれば、定期的に稼げる確率が高くなるので窓埋めだけを行うトレーダーもいるほどです。しかし、窓を埋めないケースもあり、もし窓を埋めずにそのまま続伸、続落したら、大きな損失を被る可能性があります。窓埋めトレードを行う場合は、特に損切り設定を確実におこない、実行するようにしましょう。