MACD

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MACDとは

MACDとは移動平均線の「短期」「中長期 」2本の差にシグナルと呼ばれるもう1本の移動平均線を足した指標になります。

2本の移動平均線が交差したタイミングを利用して、相場を判断することができます。

ちなみにMACDは「Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散法)」の略です。

MACDの読み方は「マックディー」です。

表示方法(MT4/MT5)

「インジケーター」→「MACD」を選択します。

MACDの設定画面が表示されます。

デフォルトのまま使うのがMACDの設定は一般的です。

色の設定に関しては、好みでパラメーターから変更するのが良いでしょう。

また、シグナルは9が基準になっていますが、数値が小さいほどサインが発生しやすくなり、いわゆる「だまし」が増えるので数値を9より小さくする場合には注意するようにしましょう。

逆に数値が大きいほど売買のサインが発生しにくくなっていきます。

活用方法

MACDは、2つのラインが交差するタイミングや位置を元にして相場の強弱を把握するオシレーター系インジケーターなので視覚的にわかりやすく、活用もシンプルです。

エントリー1:「順張り」で買い

MACDでは「0」より上の場合、上昇している相場と捉えて「順張り」の買い(ロング)でエントリーします。

 

エントリー2:「順張り」で売り

逆に「0」より下の場合には、下降している相場と捉えて「順張り」の売り(ショート)でエントリーします。

注意点

とてもシンプルでわかりやすいMACDですが、注意点があります。

それは、値幅が小さい相場の場合にはうまく機能しない点です。

値幅が小さい相場の際にMACDをうまく利用する方法は、「ストキャスティクス」インジケーターを併用することです。

ストキャスティクスはトレンドが発生していない相場(レンジ相場)で「売られすぎ」または「買われすぎ」を判断することのできる「逆張り」の際によく利用される指標です。

相場でストキャスティクスをMACDと併用することで、シグナルの発生回数は減りますが、格段に精度が高くなるので非常におすすめです。

まとめ:MACD

2本の移動平均線とその差の移動平均線で構成されたラインで、チャートの下枠に表示される人気の高いオシレーター系インジケーターです。

MACDは相場の強弱を把握できるため、相場の動向をいち早くキャッチすることに長けています。

しかし、値幅の変動が小さな相場では機能しない場合が多いのでストキャスティクスと併用することが必要です。

これからFXをはじめようとしているトレーダーなら、MACDをを是非とも活用してみましょう。

XMでMACDを活用して、早速トレードをはじめてみましょう。